わたしたちJFCでは、シンガポールで讃岐うどん「たも屋」さんの直営店を1店舗運営しています。
リャンコートというショッピングモールに入っていて、毎日ランチタイムは行列。
店舗製麺を行っていて、もちろん天ぷらを揚げるのも、お出汁の調理も店舗で行っています。
そんなリャンコート店、日本人スタッフが1人と、あとはローカルスタッフで運営しています。
大体常時5名シフトに入っている店舗で、全メンバーで10名。
この10名、シンガポール人に加えて、PRやSパス保持者、外国人など
ローカルスタッフと言っても、いろいろな形で集まったメンバーたちです。
このいわゆるシンガポール人(PRを含む)と、
Sパス保持者や外国から来て働いているスタッフの雇用割合が
労働局によって決められているのがシンガポール。
これはシンガポール人の雇用を守るため。
日本では考えられないですね!
たも屋(サービス業)の場合、全体に対してどのような割合になるかというと(超ざっくりですが)
外国人は40%
Sパス保有者は15%
そのほかにもパートタイマーなどの計算方法は
別に決まりがあるので、詳細は以下のリンクから。
http://www.mom.gov.sg/~/media/mom/documents/services-forms/passes/guideoncompofcompanyquotabalance.pdf
また、割合に問題がないか調べるために公開されている割合計算表もあります。
http://www.mom.gov.sg/passes-and-permits/work-permit-for-foreign-worker/foreign-worker-levy/calculate-foreign-worker-quota
JFCでも、直営店でローカルスタッフの採用をしていますが、これが大変。
JFCでローカルスタッフを採用するときは、主に人材募集のサイトに掲載しています。
いろいろなサイトがありますが、飲食業界の人もよく利用していて、
低価格なのがJobstreetとGumtree。
特にJobstreetでは、結構な数の応募があります。
履歴書をチェックするのに加え、その時の雇用割合に合わせて国籍も確認。
外国籍の人からの応募もたくさんあるため、
自社の状況と慎重に照らし合わせながら採用を行います。
まずはメールで面接の設定を行うのですが、応募者が10人とすると
メールが返ってくるのが7人
当日面接に来るのが4人
採用確定して当日仕事に来るのが2人
次の出勤にも来てくれるのが1人
といった感じでしょうか。
大げさに書きましたが、本当にそのような感じです。
とってもアタフタしてしまうのは、突然シンガポール人が辞めてしまって
雇用割合が上に書いたようにバランスを取れなくなる場合。
最悪のケースですが、割合調整のために
長く働いている外国人スタッフを辞めさせなくては!
ということにもなりかねないので、注意が必要です。
前に紹介した、JFCでローカルスタッフの採用に使用しているサイトは以下。
Jobstreet http://www.jobstreet.com.sg/employers/
Gumtree (無料) http://www.gumtree.sg/s-jobs/v1c8p1
他にも良く聞くのが、Straight Timesなどの新聞での募集です。
あとはレストランのフェイスブックページがあれば、そこで募集をかけるのもひとつ。
既に働いているスタッフの紹介も信頼できて良いかもしれません。
Japan Food Culture Pte Ltd.
Address:
Singapore Office: 137 Telok Ayer Street #05-07, Singapore 068602
Tokyo Office: 17-6 Ichiban-cho, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan 102-0082
Telephone:(+81) 03-6869-5994 (Japan)
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