オーチャードの風景に変化 活気を失った理由とは

シンガポール・オーチャードの風景に変化
活気を失った理由とは

シンガポールの中心地、オーチャードと言えば日本では銀座のような存在。
かつて買い物フィーバーに沸いた地域が、現在では空き店舗が目立つ傾向にある。

空き店舗の倍増 シンガポール人の買い物熱はどこへ?

観光客も多く集まり、高島屋などの日系デパートが立ち並ぶ
オーチャードエリアへの出店が、5年連続減少傾向にある。

成長が見込めず、小売業は閉店し、新規出店は減っている。
新しいブランドの誘致も難しくなってきているのが現状だ。

なぜオーチャードでに活気がなくなったのか。

シンガポール人はいち早くオンラインショッピングに飛びつき、
お店に足を運ばなくなってしまったのだ

”小売りは一度マーケットにおいての立ち位置を見直す必要が求められている。
モールはファッションより、F&Bやエンターテイメント、その他のサービスに力を入れるべき”
シンガポール、香港、マレーシアでモールを運営する
ARA Asseet ManagementのCEOJohn Lim氏は述べる

シンガポール国内でMarks & SpencerやZaraを運営する、Futtaim Groupは
本年度中に最低でも10店舗を閉店することを発表している。

英国ブランドのNew Lookや仏国ブランドのCelioも同様、
今年度中に店舗を減らすといい、他のテナントもそれに続くことが想定される。
New Lookの最後の店舗は6月30日に閉店をすることが決定している。

中国からの観光客はどこへ

香港やシンガポールは確実に中国経済の失速の影響を受けている。
中国人による、買い物での消費が圧倒的に減ってしまったのだ。

中国からシンガポールに訪れる観光客は、
ショッピングをすることよりも、経験重視の観光アクティビティを求めるようになったのだ。

Cushman & Wakefieldの研究員、Christine Li氏は述べる。
グローバル社会となった今、我々は同じブランドをどこでも手にすることができる。
ファッション小売業にとっては、差別化が必要となるが、
残念ながらシンガポールにはその要素が欠けている。

シンガポールにおける、消費者物価指数は17か月連続減少しており、
過去最高の落ち込みを記録している。

不況が続き、賃金カットや失業が増えた場合
ショッピングモールのテナント空室率も5%下がるとされている。

そのような状況が、またテナントにとって不安要素となり、
今後3年間でさらに空きテナントが増えることが懸念される。

原文:Empty stores multiply as Singapore’s ‘shoppers’ paradise’ image fades

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